上野ダルシムホットヨガステーション

格ゲー好きなヌルゲーマーの日記帳

Vtuberにパチ・スロ演者が現れない理由

ふと思い立ったので書いてみます。

先日、何か楽してお金儲けをする方法はないかと考えた際、Vtuberをやるという考えがひらめきました。

そこで何を題材にするかということで調べていたところ、パチ・スロ関連には企業勢しか(ほぼ)いないことが発覚したため、やったるで!……と思っていました。

やめましたが。

やめた理由は以下です。だらだら殴り書きます。

 

①収録環境の悪さ

基本的に、パチスロは「ホールへ行き」「実践を収録する」形の動画がほとんどだと思います。

大きく分けて、抽選~実践終了までを流す方式と、1日の実践の中で特に注目すべき部分だけを集めたごみくず方式がありますね。他は知りません。

Vtuberとして活動する際、まずどちらの形式を採るのかというところを考えました。

他のVを見ているとわかる通り、Vに求められているのは「内容」よりも「キャラ」です。

つまりキャラを前面に押し出していかなければならない。となると、見所だけを抜き出すごみくず方式との相性はお世辞にもいいとは言えません。

となるとダイジェスト形式しかありませんが、これもVとの相性は悪いといえます。

なぜかと言うと、Vの暗黙の了解として、「中身」がバレてはいけないというものがあります。

しかしダイジェスト形式を採る際、抽選~実践の流れでもう「中身」の特定が容易にできてしまうことが大問題となります。

例えば100人が参加した抽選で100番を引いた、その流れを動画化した…となると、

動画を上げた時点でその抽選に参加した人はVの「中身」がわかってしまいます。

更に実践においても、時折「画面が全て暗転する」ことがあると思います。

その際、例え斜めから撮影していたとしても、多少はVの容姿と全く違う生身の人間が映り込んでしまうことになります。

要するに、「中身」がいることを他のVよりも強く認識させてしまう為、向いていないといえます。

じゃあ実在のホールで撮影するのではなく、また実機を使うのではなく、例えばサミタ等のアプリでバーチャルホールとして撮影すればよいのでは?と思ったあなた。

言っていることは一理ありますが、それ観ていて楽しいですか?

勝とうが負けようが一切金銭に絡みのない、そんなパチスロは、観て本当に楽しいと言えますか?

ということで次の理由へ。

 

②掛かるコストと回収できる収益が合っていない

上でも触れましたが、ハッキリ言ってお金の動かないギャンブル動画なんてクソ以下だと思います。

そんなもの見ていたって楽しくもなんともない。

現状でも流行っているパチスロ系動画は、以下3点のどれかに必ずあてはまっていると思います。

 ・プレミア(GODとか)で大量出玉

 ・クソほど負ける負け芸

 ・純粋に出演者が面白い(パチスロに関する知識も物凄い)

バーチャルホールでは3つ目くらいしか狙えないですよね。しかもそれだけやるならVの意味もありません。

ということはイコール伸びない、収益に結びつかないということになります。

仮に①で触れた問題が全てクリアでき、リアルホールで実践できたとしても、1日でかかるコスト(投資)は下手をすれば20万を超えます。

現状の中堅~大手くらいの規模になれば、1本動画を上げるだけで容易に回収できるでしょう。

しかし、これから始めるとなると話は別です。

視聴者の全くいない状態から始めるとなると、例え100本上げたところで回収ができない状態に陥ることも想像に難くありません。

それだけのリスクを負っても、①で触れた理由によりなかなか伸び悩むことが想像されるため、投資と回収が釣り合わないと感じました。

 

③他Vと関係を築けない

ギャンブル系Vというのは恐らくかなり異質な存在だと思います。

最近、新人を伸ばすために主に使われる手法としては、既に大手と化しているVと絡み宣伝してもらうことだと思います。

しかしこちらはギャンブルV。

下手に関わると火傷しそうな雰囲気がすごいですね。

恐らくですが、どんなにこちらが擦り寄ろうとしても完全シャットアウトされるでしょう。

そうして爪はじきされた中、本当に独力でのし上がっていくのは、飽食気味な現状不可能に近いといえます。

 

以上です。

現実世界でもVの皮をかぶれるのなら、多少は可能性なくもなさそうですけどね。